事務所

事務所

あおき司法書士・行政書士事務所(宇土市)は、相続などによる不動産登記、会社設立・役員変更などの商業登記、遺言書作成サポート、農地転用許可申請などを主な業務としています。代表の青木崇史は、元市役所職員の経験を踏まえ、お客様のご事情をしっかりと伺うことはもちろん、市役所など官公署とのやり取りがスムーズであることを強みとしています。また地域の実情を察し、よりよい人間関係の構築、事業展開を図ることを常としています。専門職として、司法書士と行政書士のダブルライセンスを有し、市役所などでの手続、法務局での登記など、裁判所に提出する書類の作成まで、一貫したサポートができます。

営業日・時間

月〜金曜日(祝日を除く)、午前9時〜午後5時

ただし、ご契約済みのお客様・案件については、上記外の対応もしております。

土日祝日・営業時間外の対応

土日祝日、あるいは平日の時間外での相談をご希望については、完全事前予約制にて、できる限り対応させていただきます。ただし、相続等の相談を含めすべて有料(1時間4,400円)とさせていただきます旨、ご了承ください。

所在地など

熊本県宇土市新松原町12-3 サンフォートNAKAMURA B201

宇土市の国道3号線、クロス21やSAKODAホームファニシングス熊本店などがある付近、上り車線側、北野モータースさんの真裏です。

2階建ての建物(1階がピンク、2階が白のセパレート)の201号室です。

駐車スペース(2か所)は、「あおき事務所」と書かれたブロックが目印です。

マップはこちら

(※事務所移転直後のため写真が旧事務所となっていることがありますのでご注意ください。)

対応地域
熊本県宇土市・熊本市・宇城市・美里町ほか

代表者

青木 崇史 (1978年生まれ)

登録資格:司法書士、行政書士 (未登録保有資格:宅地建物取引士)

平成16年 宇土市役所に入庁後、環境、消防防災、国民保護、交通安全を担当後、熊本市に出向、法務、法制執務、文書管理、情報公開・個人情報保護、子育て支援等の部署を歴任

令和2年上記を退職し、事務所設立

令和2~3年 宇土市男女共同参画審議会委員

令和6年~ 宇土市固定資産評価審査委員会委員

所属団体・関連団体

日本司法書士会連合会 熊本県司法書士会 熊本県青年司法書士会

日本行政書士会連合会 熊本県行政書士会 

宇土市 法務省 熊本地方法務局 

熊本地方裁判所・家庭裁判所・簡易裁判所

代表者あいさつ

皆様こんにちは。宇土市にある「あおき司法書士・行政書士事務所」代表の青木崇史(たかふみ)と申します。

宇土市との縁は、母方にあります。母方の祖父母は、宇土市の本町六丁目で、桧原(ひはら)製菓店というお菓子屋を営んでいました(昭和50年代以前に生まれの方はご記憶かもしれません)。お菓子といっても今風のものではなく、朝早く仕入れた材料をもとに、カステラ、マドレーヌ、朝鮮飴などを毎朝手作りしたものでした。私も日曜などにたまに手伝い(おそらく邪魔)をしていましたが、地蔵祭りの日などは、店先で売り子手伝いをし、お小遣いをもらって祭りを楽しんだことが幼少期の思い出の一つです。

私は、宇土市で育ち、大学卒業後は、平成16年からの約17年間、宇土市役所において環境(廃棄物)・交通安全・法務・子育て等に関する行政実務に携わり、多くの方々と接して参りました。

入庁した平成16年からの3年間は、廃棄物行政に携わり、廃棄物収集運搬業務の許可業務、補助金業務などを中心に担当し、廃棄物の不法投棄を防止するため、通常業務時間中はもちろん、時には早朝・夜間においてもパトロールをするなど、地域の廃棄物・環境の維持向上に取り組みました。

平成19年からの3年間は、消防・防災・交通安全・防犯行政に携わりました。交通安全と国民保護を中心として担当し、地域の交通危険箇所へのカーブミラーやガードレールなどの交通安全施設の設置を行うとともに、交通安全協会や交通指導員の皆さんとともに交通安全啓発活動に取り組みました。また、防災・消防業務にも携わり、昼夜を問わず火災が発生した場合は現場へ出動し、台風や大雨等の災害時は庁舎へ泊まり込み、避難所運営や情報収集に当たりました。

平成22年の1年間、熊本市に出向し、法制室(当時)にて勤務し、主に市民生活局や経済局を担当部局として、庁内の法務相談や条例・規則などの例規の制定改廃業務に当たりました。また、当時の熊本市長の施策の一つとして「内部要綱公開事業」があり、それまで内規としていたものを公表することからその内容が適正であるかのチェックをしなければならず、2〜3ヶ月で200程度の内部要綱のチェックをしました。また、熊本駅前にある「森都心プラザ」は熊本市が設置した公の施設ですが、その設置条例の起案に担当として名を記させていただくことができました。1年間という短い期間でしたが、非常に密度の高い日々で、私の法務能力と法務の重要性に対する認識を高める貴重な経験をさせていただきました。

平成23年から平成30年までは、宇土市役所に戻り、総務部署にて、法制・文書管理・情報公開・個人情報保護・人権擁護などを担当しました。特に、法制に関しては、熊本市での経験を活かし、全ての部署の例規の制定改廃に携わりました。また、宇土市は文書管理に関し全国初の条例を制定したことから、他の地方公共団体からの視察もありました。「導入2割・維持8割」といわれるよう常日頃から庁内全部署の文書管理の取組・レベルを維持することには大変な苦労がありましたが、これもまた貴重な経験となりました。8年間、法制・文書管理・情報公開・個人情報保護に携わったことから、庁内研修の講師を務めるといった経験も重ねることができました。また、平成28年に発生した熊本地震の対応も心に残るところです。4月16日の本震時、地元小学校の体育館を緊急で避難所として開設し、職員3人で待機していたところ本震が発生し、わずか3人の職員であれよあれよと避難してくる数百人の方々の対応をした夜でした。前震後の緊急招集から引き続きの勤務ですでに疲労困憊でしたが、その後も駐車場でのテント勤務、市民体育館での勤務、大量の支援物資の運搬など経験したことの対応に必死に取り組みました。

平成31年(令和元年)と令和2年中途まで、子育て行政に携わりました。この際は、監督職として課内・班内の調整等も業務となりましたが、放課後児童クラブや第2期宇土市子ども・子育て支援事業計画の策定に当たりました。私自身3人の子の親の立場で保育園に関わることがありましたが、子育て行政、子育ての現場で起きている問題や、将来的な課題を目の当たりにしました。保育などの現場では様々な問題がありますが、その一つとして保育士の先生や放課後児童支援員の先生の処遇改善があります。幼児教育・保育の無償化のタイミングとして予算の調整がつくと判断し、放課後児童クラブに係る予算獲得を実現できた際は、いまだ課題があるものの、充実した思いを感じることができました。

以上が私の約17年間の公務員としての活動と経験ですが、公務員は地域の世話役ともいえますので、宇土地区体育協会の事務局や我が子が通う保育園の後援会長を努めさせていただくなど貴重な経験をさせていただきました。その中で住民の方、事業者の方から、個別具体的なご相談をいただくこともありましたが、ご存知のとおり、行政・公務員は全体の奉仕者として、中立的な立場でなければなりません。したがって、個々について優先的な結果となるようなことを避ける必要があるため、十分なお世話をできないことがありました。せっかく頼っていただいても、自分の中で答えが出ていても回答できないことも多くありました。関係者の利害関係さらには公益に配慮すべき立場であることから、そのような相談に応ずることができず、申し訳ない思いに至ることも少なからずありました。そして、この思いは日に日に大きなものとなりました。

市役所退職に当たり、多くの方から「もったいない」という言葉をいただきました。たしかに、あのまま公務員として市役所に在職すれば将来的には市政の中心に近いところで業務に当たっていたかもしれません。しかし、そのためには、目の前にいる具体的に困っている、相談してくる人の直接役に立つことができない状況が続くと思い、市役所退職と士業開業の決断をしたところです。

立場は変わった今も、地域を思う気持ちに変わりはありません。これまでの経験を活かし、地域の皆様と役所の架け橋として、皆様お一人お一人の「あなた」のお役に立てるよう励んでまいりますので、何卒宜しくお願いします。

  あおき司法書士・行政書士事務所

 司法書士・行政書士 青木 崇史